「滅び」を英語で言うと・・・

 昨日の主日礼拝のお説教は「狭き門」、つまりマタイ7:13~14だったのです。

 その中で「滅び」という言葉を英語ではなんて言うんだろうと思ってBibleGatewayで調べたら、New English Translation訳では「destruction」の訳語を当てているのです。

 昔、よくテレビに出ていたデストロイヤーという覆面レスラーがパッと頭に浮かんできて、ビックリして1599 Geneva Bible訳を見ても 同じ訳語を当てているのです。

 そこで今度は、フランス語訳を見ると Louis Segond訳と、La Bible du Semeur訳のいずれも定冠詞付きの「la perdition」と訳している。

 英語とフランス語で違うなぁ、と思って家に帰ってフランス語の辞書を見たら、フランス語の方は動詞「perdre」から派生している様子。

 動詞「perdre」の意味は「失う」「浪費する「負ける」などで、「J'ai perdu mon porte-monnaie」=財布をなくした、なんている用例も出ている。

 おそらくフランス語の「perdre」と「perdition」は英語では「lose」と「last」に近いのだろうけど、辞書を見るとperditionは文語的な表現らしいので、逆に英語のlastは口語的過ぎて適切な訳語になりにくい、と言うことなんだろうなと思います。

 むしろ、英語の訳には冠詞なしに、いわば「滅び」という意味に熟した形で使っていている、と考えると納得いきます。

 ちなみに、フランス語の辞書で「destroyer」と引くと英語と断った上で、護衛艦という意味が出てきますし、「Destroyer」なんていう動詞はなく、例えば動詞「briser」、名詞「briseur」という言葉があるようですが、「滅び」という意味では使わないようです。

 自分的には思わぬトリヴィアという印象でしたが、いかがでしょうか。

 「滅び」という語の意味を「破壊する」という動詞からイメージするのと、「失う」という動詞からイメージするのでは、だいぶ結論に開きが出るだろうな、と考えると面白いと思いました。




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