イデオロギーの向こうから

 先日の大根の話を簡単に要約すると以下のようになります。 1 人間は世界を利用するために自分たちに都合良く世界を分節化し、構造化する。 2 その働きによって言葉と社会が形成され、次いで偶像崇拝とそれを支える神話、すなわちイデオロギーが産まれる。 3 聖書と信仰の実践は、イデオロギーに囚われている私たちを、言葉の向こ…
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哀れな大根のお話し(又は、「分節化」を鍵に聖書を読む)

 野菜と果物の違いとか、蝶と蛾の違いとかが良くクイズとして取り上げられますし、また、虹の色や雨や雪の呼び名に地域や民族によって多様性があることも広く知られています。  これらのことは実は言葉による世界の分節化という、人間の知の働きを示しているものです。  つまり世界は人間の都合に合わせて作られた物ではないのに、人間が…
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豊かにされる「礼拝」

 メトロノームで四拍子を鳴らすと「カッ・カッ・カッ・チーン」というビートを延々と繰り返してくれます。  私が青年の頃、エレキベースを弾きながらロックバンドをやっていた頃には、このメトロノームのビートのことを「ジャスト」なビートと呼んでいて、今でも音楽を追求している人たちの間では、その呼び方は変わっていないと思います。  もちろん…
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「聖餐の豊かさを求めて」を読みました

 本書は聖餐を巡る議論の中でツイッター上でお奨めいただいた本であり、お奨めいただいた方へのお礼に代えて読後感を記します。 1 どうしても指摘しておきたいこと  この本の編著者である山口雅弘先生は冒頭11ページで以下のように書いておられます。 「さらに私は、次のことを無視できなくなりました。いわゆる「知的障がい」を持…
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末っ子ダビデ(1月27日CS説教原稿)

*今回は少し工夫しました。この原稿のタイトルと梗概を抜粋したパワポの画像を礼拝堂正面の壁面に投影してみました。折悪しく、朝日が差し込んで、非常に見づらくなってしまいましたが、試みとしては今度も続けてみたいと思いました。 【課題箇所 サムエル記上 16章】 5「平和なことです。主にいけにえをささげに来ました。身を清めて、いけに…
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「ニーバーの祈り」が教える21世紀

「変えることのできるものと、変えることのできないものとを識別する」というニーバーの祈りについては、昨年9月に一度、愚考するところをアップしましたが、もう一度考えてみようと思います。  これは祈りですから、必ずそれは聞き届けられると私も信じます。  しかし、現実には、聞き届けられて正しい区別が与えられるまで待てないとい…
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祈祷会で聖書を読む

 昨日の祈祷会は列王記上13章を読みました。  ざっくりかいつまむと、北王国の初代の王ヤロブアムが自ら築いた祭壇に香を献げた行為をとがめ、主がお怒りであると告げた「神の人」が、もう一人の預言者の軽はずみな言葉の故に死んでしまう、という正直、その意図を図りがたいようなお話しです。  そのお話しについては例えば・・・ …
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