死んでも派遣で働くな 6(労働者のための派遣法ができない理由)

 以下の文章はA.センがインドにおける健康保険の制度設計について述べたものですが、日本における派遣法の歩みをあまりにも的確に言い表しているので、少し長いのですが、引用させていただきます。 「不可逆性にかかわる問題 最後に、民間の健康保険に依存する枠組みには、一方通行の道のように、事実上は後戻りできなくなる恐れがある。というのも…
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なぜ分数の割り算ができないか

 分数の割り算ができない大学生が学力低下の象徴のように取りざたされるが、それは教え方が間違っているのだ、という話を以前にどこかで読んだことがあります。  どこで読んだか、もう、覚えていないのですが、参考までにその内容をご紹介します。  足し算と引き算は、数直線上の位置を左右に移動する演算です。  つまり、足し算は数直線上に…
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光邦貯金の年末予想額

 FMヨコハマの朝の番組「ちょうどいいラジオ」では毎朝、50円から1000円までの金額をルーレットで決めて貯金するという「光邦貯金」を続けています。  そして、年末にはいくら貯まっているでしょうか・・・というお楽しみ企画ですが、その累計額を予測してみようと思います。  まず、最初に年間の放送回数を決めてみます。カレンダーを数…
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死んでも派遣で働くな 5(「黒部の太陽」と徴用工問題 編)

 僕が子供の頃、「黒部の太陽」という映画が大ヒットしました。  ネットで調べると1968年の制作公開だったそうで、僕自身はつい最近、TVで見ましたが、なるほどヒットしたのも頷ける内容でした。  ただし、労働法にいくらか詳しい人が見ると、明らかに法律違反があったことが分かると思います。  過酷な土木工事の映画で沢山の建設…
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死んでも派遣で働くな 4 (キャリアアップにだまされない編)

 最近のいくつかの記事で申し上げたように、賃金が恣意的に決定されるとしたら、キャリアとは何を指すのでしょうか。  結論から申し上げると、キャリアという言葉は何も意味しない、ということです。  僕が初めてキャリアという言葉を知ったのは、多分、1980年代中頃でしたが、正直、全く関心がありませんでした。  ところが、198…
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産業革命とIT革命の連続性

 産業革命とは、少品目の品物を大量、かつ低コストで作り出すことが可能になったという社会的な出来事を表す言葉です。  しかし、大量の品物を売り捌く当てがあって蒸気機関などを備えた大規模な工場を建設したのでしょうか。 おそらく、大量生産することで低コスト=低価格の商品を供給し、大幅な利益を上げることができると考えたお金持ちたちが工場…
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キリスト教と倫理

 世界は言葉の向こうにあって、人間は言葉によって技術や道具を開発して世界を利用する一方、実は世界に生かされてもいるのだ、と過去の多くの神話や宗教は考えました。  そして、世界を象徴するような様々な動物や石や鏡や木像を拝んできました。  しかし、近代になって、人々はそうした偶像崇拝に何の意味もないことを発見するとともに、デカルト的…
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