ん~~?な日本語

 昨日、町内会から地元産のお海苔をいただきました。

 海苔大好きの私としては、思わず「ラッキー」と叫んでしまいましたが、家に帰ってパッケージの缶を眺めていて気がつきました。

お海苔の缶




 「のりの歴史は、江戸時代より江戸前の浅草のりとして、庶民に親しまれ発展してまいりました。」

 ご覧の通りそう書いてあるのですが、この文章には違和感があります。

 その理由は、「のりの歴史は」という主語は普通は「〇〇の歴史でした」という述語に対応することが多く、「発展してまいりました」という述語にはほとんど接しないからだと思います。

 「のりは」・・・「発展してまいりました」ならギリギリセーフですが、よく考えると九州にも、韓国にも海苔があるので、不正確だともいえるでしょう。

 「東京湾ののりのは、江戸時代より江戸前の浅草のりとして、庶民に親しまれ発展してまいりました。」とすれば大分、良くなった感じです。

 「歴史」という言葉を入れた意図をくんでさらに書き直せば、こんな感じ。

 「東京湾ののりのは、古く江戸時代より江戸前の浅草のりとして、庶民に親しまれ発展してまいりました。」

 愚考するに、こういう文章になってしまうのは、一つのセンテンスにたくさんのことを押し込めようとするからなのですが、自分も結構こういう文章を書いてきたので、気をつけたいと思います。




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