ネズミ講モデルの伝道

 日本の社会がそうであるように、日本の教会も下の図のように推移してきたと思います。

 
逓減型グラフ


 この図はミクロ経済学の教科書の随所に登場するもので、最初は勢いよく伸びてきたのに、やがて頭打ちになってしまう、そういうパターンです。

日本の多くの教会はこういうパターンで推移してきましたが、日本の社会、あるいは世界の先進国全体が長期低迷する中でだんだんと地盤沈下が起きてきて、いよいよヤバい状況になりつつあるという現状だと思います。

 だったらどうするか。

 私としては、以下のような急成長を目指していく方向性を提案したいと思っています。

幾何級数型グラフ


 正直、こういうグラフは経済学の教科書ではついぞ見かけないので、普通の人たちには非常識で破天荒な提案なのだろうと思います。

 しかし、現実にはこういう成長をするビジネスがあって、それはネズミ講、つまり無限連鎖講です。

 もちろん、無限連鎖講は最終的には巨額の債務不履行に陥って破綻することが最初から分かっているビジネスモデルですが、それはお金を貰って、しかも、最終的にはお金をお返しすることを約束してしまうからです。

 だから、教会が無限連鎖講を行なうときには、お金は喜んでいただくけれど、お返しするのは天国で10倍、100倍、何万倍にもしてお返しします、という約束にすれば絶対に財政的に破綻することはありません。

 そして、二千年にわたる教会の歴史というのはそのようにして築き上げられたと思うのです。

 ただし、そのときにはお金を集めることや、ネズミ講のメンバーを増やすことが当面の目的、目標ではなかったと言うことを確認する必要があるでしょう。

 天国のことを述べ伝えたから、メンバーが増えたのです。

 今の教会は献金を増やすことやメンバーを増やすことに、過度に気持が行ってしまってはいないでしょうか。

 そもそも先生方や信徒のうちどれほどの人がイエス様や私たち自身の復活を信じているのでしょうか。

 教勢の低下を言うときには教会員や礼拝出席者数の減少とか教区分担金の減少というデータを傍証として引く話ばかりで、ときとして非常に苛立たしく感じられます。

 そうではなくて、私たちが1週間のうちどのくらいの時間、家族や友人知人に天国について話をしたか、神さまの前に祈りという捧げ物を差し上げたか、そういうことこそ大事なのではないか、と思います。

 それらを一生懸命にやるようになれば、教会の中に無限連鎖講のループが回りはじめて、伝道の好循環が生まれるのではないか、と思うのですが、いかがでしょうか。


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