ラザロの墓(前の記事の補足)

 前の記事を書いた後でちょっと気がついたので補足します。

 クリスチャンならご存じの通り、ヨハネによる福音書の11章に死んでしまったラザロを生き返らせるという記事があります。

 これも詳細はぜひ聖書をお読みいただきたいのですが、ここでこだわりたいのはラザロの墓について「墓は洞穴で、石で塞がれていた」とある点です。

 つまり、前に記事で書いたとおり、この時代の墓は洞穴を石で塞いだ構造だったという理解で間違いはないと思いますが、ラザロの墓の場合は死後4日を経ていたのに、石で塞いであっただけであったという点に注目したいのです。

 こんなことを言うと貧乏人の僻みみたいに聞こえるでしょうが、おそらく石で塞いだ上から漆喰のようなもので塗り固めることが出来たのは金持ちだけで、ラザロのような普通の人、まして、稼ぎ手を失って母親と姉妹だけが残されたという貧しい家庭にはそのような力がなかったと考えられます。

 だとすれば、パウロが大祭司に向かって、白く塗られた「壁」とあえて言った真意としては、民族の富を独占して、貧乏人を食い物にしている偽善者、という含みもあったのかもしれません。

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